2024-01-01から1年間の記事一覧

M-1のその先

M-1によって漫才は復活し漫才師の地位も上がっていった。著者は今までの常識をひっくり返すような新しい漫才の出現をM-1に期待しているが…。 私はM-1によって漫才の多様性が進んでいくのではないかと思っている。価値観の多様性が評価に影響を及ぼすかもしれ…

人びとが集う場所へ

「市民の図書館」では資料の提供が重視され、図書館においてはスペース(空間)よりも資料が優先された。しかし、これからはスペースの確保は資料の確保と同等に必要とされるであろう。そこは、地域のすべての人たちに奉仕しながらみんなを見守る施設なのだ…

申請するまでの道のり

今の自分にどのような社会保障制度が受けられるかはネットで調べることができる。そこ(制度の利用)に気づくことができるかどうかが第一のハードルである。そして実際に申請することができるかどうかが第二のハードルだ。 誰かが声をかけたり、背中を押すだ…

個と孤

他人事として読めなかった。私にも心当たりがあった。自己管理と自己責任は自分自身にも配偶者にも求めた。それは義父母の家で彼らの息子と暮らす私の自己防衛でもあった。 ぼっちな食卓 限界家族と「個」の風景 作者:岩村暢子 中央公論新社 Amazon

中国人の不安

経済的な理由で日本に移住するわけではない。日本の不動産を買うのも投資だけが目的ではない。彼らの母国が信じられないからだ。共産党の指導者たちも中国を信じていないに違いない。 中国人が日本を買う理由 (日経プレミアシリーズ) 作者:中島恵 日経BP Ama…