2019-01-01から1年間の記事一覧

似ているようで、違っていて

ビビンバを初めて食べたとき、ちらし寿司のように食べていたら、それはスプーンで混ぜて食べるものだと教えられた。 韓国は肉文化、日本は魚文化というのが其々の国民性を表しているようにも思えた。 韓めし政治学 (角川新書) 作者: 黒田勝弘 出版社/メーカ…

ターゲットは子ども

中国のプチ富裕層は約一億人で、彼らをターゲットにしてマーケティングするとインバウンド消費が拡大する…彼らは安心・安全な日本製品への信頼度が高く、子どもにお金を使うことを厭わない…「日本は信頼の国」というブランドを生かせ… といった著者の主張が…

ビッグブラザーと豚のナポレオン

40年以上前に英文学の講義で学んだ『1984』『動物農場』(共にジョージ・オーエル著)の世界が、21世紀になって日本の隣の国に出現するとは思いもよらなかった。 習近平の敗北 - 紅い帝国・中国の危機 - 作者: 福島香織 出版社/メーカー: ワニブックス 発…

激流の行き着く先は…

この本の出版は2019年6月30日。それから三ヶ月しか経っていないのに、日韓関係は著者の予想をも遥かに越えて、どこに向かうのか予測もできない。 「朝鮮半島に取り残された日本人」(p91~97)は、私が初めて知る事実で読んでいて胸が苦しくなった。 ルポ「断…

皇帝と独裁のツール

格差のない社会を作ろうと思うと、それは貧しさを分かち合う社会になる。その極端な実験が文化大革命であった。(p136) デジタル機器を駆使して監視社会を作り、インターネットを規制して独裁政権を維持できるのであろうか?新たな極端な実験が始まったようだ…

数は力なり

人口が多いのは力となりうる。しかも本国だけでなく、アフリカ、カンボジア、民主主義国家であるカナダまでも中国系住民が力と数を伸ばしている。 そして、日本にも横浜や神戸の中華街とは異なる中国人による中国人のためのチャイナタウンが存在する。 さい…