領土と民族

古代ゲルマンの失地を回復してドイツ民族中心の大ゲルマン国家の建設を目指すヒットラーの野望は、ロシアのプーチン大統領に重なる。

ヒットラーとの宥和政策のためチェコを見捨てた英仏とのミュンヘン協定は、ウクライナ東部の紛争を巡るミンスク合意を連想させる。他国の無関心が独裁者を暴走させるのは今も変わらない。