著者は、多くの日本人がまだ韓国が見えていなかった頃からの韓国ウォッチャー。日本はかの地には「足が抜けない」ほど深入りしてはいけない(p326)。冷たく聞こえるが、この本には韓国への愛情がにじみ出ている。
隣国への足跡 ソウル在住35年 日本人記者が追った日韓歴史事件簿
- 作者: 黒田勝弘
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/23
- メディア: 単行本
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著者は、多くの日本人がまだ韓国が見えていなかった頃からの韓国ウォッチャー。日本はかの地には「足が抜けない」ほど深入りしてはいけない(p326)。冷たく聞こえるが、この本には韓国への愛情がにじみ出ている。
隣国への足跡 ソウル在住35年 日本人記者が追った日韓歴史事件簿
一年ほど前書店で平積みになっていた『定年後』(楠木新著/中公新書)を手に取って数ページ読んでみたが、元の場所に戻した。
数ヶ月後、新に平積みに成っていたこの本をまた数ページ読んで、今度は購入した。先の本がベストセラーになりアンチテーゼとして企画されたのかも知れない。
(p207)人生に振り向いて、深々と一礼をして人生を全うできればいい。
ディズニー関連の自己啓発本はベストセラーになっていて何冊かは読んだことがある。「ゲスト」「キャスト」という概念は新鮮に感じたが、どこか腑に落ちない気もした。
それが何であったかがフィクションであるこの本で明確なった。ラストがハッピーエンドだったのは「夢と魔法の王国」の宿命なのか。