一年ほど前書店で平積みになっていた『定年後』(楠木新著/中公新書)を手に取って数ページ読んでみたが、元の場所に戻した。
数ヶ月後、新に平積みに成っていたこの本をまた数ページ読んで、今度は購入した。先の本がベストセラーになりアンチテーゼとして企画されたのかも知れない。
(p207)人生に振り向いて、深々と一礼をして人生を全うできればいい。
一年ほど前書店で平積みになっていた『定年後』(楠木新著/中公新書)を手に取って数ページ読んでみたが、元の場所に戻した。
数ヶ月後、新に平積みに成っていたこの本をまた数ページ読んで、今度は購入した。先の本がベストセラーになりアンチテーゼとして企画されたのかも知れない。
(p207)人生に振り向いて、深々と一礼をして人生を全うできればいい。
ディズニー関連の自己啓発本はベストセラーになっていて何冊かは読んだことがある。「ゲスト」「キャスト」という概念は新鮮に感じたが、どこか腑に落ちない気もした。
それが何であったかがフィクションであるこの本で明確なった。ラストがハッピーエンドだったのは「夢と魔法の王国」の宿命なのか。
このムラについての私の最初(30年以上前の)情報は、春に行われる散財祭り(この本では「ただの祭り」)のチラシだった。当時駅前で通行人に配られていた。地元のデパートでもムラの農産物や加工品が、一部ではあったが並んでいた。
前作『カルト村で生まれました。』は小学部までの話で、この本はそれ以降の中学部から村を出るまでを綴った続編。
散財祭りのチラシを受け取った私は「タダほど高いものはない」と捨てさった。