このムラについての私の最初(30年以上前の)情報は、春に行われる散財祭り(この本では「ただの祭り」)のチラシだった。当時駅前で通行人に配られていた。地元のデパートでもムラの農産物や加工品が、一部ではあったが並んでいた。
前作『カルト村で生まれました。』は小学部までの話で、この本はそれ以降の中学部から村を出るまでを綴った続編。
散財祭りのチラシを受け取った私は「タダほど高いものはない」と捨てさった。
このムラについての私の最初(30年以上前の)情報は、春に行われる散財祭り(この本では「ただの祭り」)のチラシだった。当時駅前で通行人に配られていた。地元のデパートでもムラの農産物や加工品が、一部ではあったが並んでいた。
前作『カルト村で生まれました。』は小学部までの話で、この本はそれ以降の中学部から村を出るまでを綴った続編。
散財祭りのチラシを受け取った私は「タダほど高いものはない」と捨てさった。
中国人向けに中国で出版された本。禅、漫画、武士道などはさもありなんと思われるが、森ガール、断捨離など日本のトレンドも追いかけていることに驚いた。
「きょうじょ」ではなく「きょうおんな」。
『美人論』と『京都ぎらい』(京都論)をミックスしたような…。両方とも「好き」なんでしょうね。
読んでいて何度も中断した。読み進めていくのが苦しくなったからである。この本の主人公の行く末を私たちは知っている。その最期は衝撃的であまりにも理不尽である。
なぜ彼が殺されなければならなかったのか?北の最高権力者が恐れたのか?気まぐれなのか?或いはそのかって気ままな生き方を羨んだのか?
日本的普遍的価値観を掲げてアジアの盟主となり、多極時代の一極を取る。日本の普遍的価値観とは、和をもって貴しとなすの「和」である。確かに東アジアには通じるかもしれないが。日本人の生き方の中にその普遍的価値観があるかもしれない。
赤い帝国は命の軽い国でもある。それは13億の民がいるからだけではない。あの国の昔からの戦い方なのである。
孔子を捨てた国――現代中国残酷物語 (ASUKASHINSHA双書)
政府の高官が妻子や財産を外国に移している国が最後まで戦うことができるのか?これは赤い帝国に対して私の正常バイアスが働くからであろう。相手は習近平の中国なのだ。